考える力

  • 2009/01/24(土) 01:35:41

 正月に、デカルトの「方法序説」を読んでみた。
以下は、その一文である。

「正しく判断し、真と偽を区別する能力、これこそ、本来の良識とか理性と呼ばれているものだが、そういう能力が全ての人に生まれつき平等に具わっていることだ。だから、私たちの意見が分かれるのは、ある人が他人よりも理性があるということによるのではなく、ただ、私たちが思考を異なる道筋で導き、同一のことを考察してはいないから生じるのである。」


この本は、教授から薦められたので購入した。おそらく教授から薦められなければ、一生読むことがない本だっただろう。簡単には理解しずらい本ではあるが、時間をかけてゆっくり読んでみた。教授はこんな難解な本を、中学時代に読破したというから、超驚きだ。知識の積み重ねより、思考力の重要性を説いてる本である。

大学院に入学するまでは、知識を高める為の本をよく読んでいた。しかし、入学してから、知識だけではなく、知識を基にした判断力・決断力・行動力・思考力・交渉力・説得力を身につける事の方が、重要だということと、訓練によってその力が自然に身につくということを学んだ。もちろんビジネスの世界では、自然に身についてはいるが、かなり意識しなければ、その力も伸びない。大学院は、多くの教授・院生との学びの中で、それを身につける最適な場であろう。

「大学院に入って変わったこと ?」

それは、
「知識には賞味期限がある。故に知識だけでなく、常に柔軟な発想で思考力を高めることが、いかに重要であるか」ということを授業から学んだことである。

次回に続く。
by william



22種類

  • 2009/01/22(木) 03:22:12

大学院の授業は、1月16日(金)で全ての日程を終えた。今は、レポート提出期間中で、1月24日(土)が最終提出日だ。この1年を振り返って、1年でレポートをどれくらい提出したかを、カウントしてみた。

「大学院に入って変わったこと ?」

22種類
これは、前期、下期に大学院事務所に提出したレポートの総数だ。
だいたいがワードで3枚から10枚が多い。パワーポイントのレポートの場合は、20枚以上のものもあった。実際には、グループワークで、毎週手分けして提出する科目があったり、毎週授業中に提出する科目があったりするので、総レポート数は、倍くらいあったかもしれない。

大学院に入る前までは、書く書類は、せいぜい会社で部の営業方針や、局の営業方針を考えて書いたり、予算表をまとめたりだけだったので大違いだ。

1種類のレポートを書く際、テキストだけではなく、先行論文、新聞記事、ネットからの検索記事など、かなり読み込んで理解してからでないと、なかなか書けないものが多い。院生室から、新聞記事検索出来ることは大変ありがたい。また、金融機関、総研、財務省、日銀などの論文や調査レポートがアップされているサイトもあるので、レポートを書くときに役立っている。

ところが、いつの間にか自分の部屋はコピーの束が山積みになっていた。それも半端じゃない量だ。授業で先生から配られたコピーも加わっている。ただでさえ整理整頓力が弱いので、どこに何があるかわからない状態だった。

そこで、先日大掃除をして、すべて全てリングファイルに分類した。ファイルもジャンルごとに細かく分類したので、20冊にもなった。これからどんどん増えていくだろう。先輩の話だと、修論を書きあげるまでに、本、参考文献、資料など、段ボール3箱以上にもなったそうだ。

「大学院に入って変わったこと ?」

今回は、
レポートを書く量が激増した事。
書類の量が膨大になった事。
整理整頓する実力がついた事。
でした。
by william







3メートル80センチ

  • 2009/01/20(火) 23:41:22

 大学院に入学して、10か月が経過した。入学前と今とでは、何が変わったのであろうか。改めて自問自答してみた。

「大学院に入学して変わったこと ?」

まず、本を読む時間が増えた事だ。入学前も本は好きだったので、結構読んではいたが、その内容が変わった。

3メートル80センチ
これは、入学してから購入し、読んだ本の厚みである。ハードカバーが多いので、冊数はそれほどではないが、自分の部屋の本棚には入りきれなく、今では机の上にも所狭しと並んでいる。

 今、改めて本の種類を調べてみた。
アカウンティング・税法・企業価値評価・ファイナンス・M&Aのタイトルの本が50%、経営戦略が25%、論理思考・仮説思考が15%、コーポレートガバナンスが5%、ドラッカーが5%だった。入学前は、企業本やトレンド系の本が中心だったので、大きな変化だ。(この2月3月で、再度50センチ分は読み直してみたいと思ってる。)

 自分で関心のあるテーマで本を選ぶことが多いが、教授の推薦や同期から推薦された本や、先輩から譲り受けた本もある。教授から推薦された本の中で、異色の本があるので、今回紹介したい。

「文章は接続詞で決まる」
石黒圭 著
光文社新書 発行
760円
である。

 内容が分かり易く、さくっと2〜3時間で読み終えるので、日頃忙しい院生にはお勧めの一冊だ。文豪や新聞記者は、接続詞が読者の理解や印象に特に強い影響を及ぼすことを経験的に知っていると・・・
そういった眼で、新聞を読んでみた。確かに、接続詞を多用していて、文章が映えている。

 序章で,
料理の作り方について書いた文章があったので紹介する。
「寒い冬にぴったりの、体も心も暖まる、おいしいシチューを紹介します。」
まず、・・・
つきに、・・・
それから、・・・
ここで、・・・
そして、・・・
最後に、・・・

 接続詞のお陰で、「・・・」の部分が書かれてなくても、そこに入る内容が透けて見えるようだと。

 これからしばらくすると、我々一年生は、論文の準備に入る。論文を書くための頭の整理は、2月3月中が勝負だと、先日も二年生からアドバイスを受けたばかりだ。そのためにも、院生にはお勧めの一冊であると言える。
次回は、「大学院に入学して変わったこと ?」を書く予定である。
by william


"RIKKYO Style" 〜幸福のチャイム〜

  • 2009/01/18(日) 15:26:59

どの占いの本を拝読しても、今年のあなたは、幸福の……。多くの良いことの
訪れを告げる星であるため……。夢かなえる手伝いをしてくれます……。
なんて、幸せな文章でしょう!!!
ピンポ〜ン!チャイムが鳴り、ドアを開けると……。
だったら、いいなぁ〜(笑)。

さて、本日13時より、来年度のゼミ生の初顔合わせと博士課程後期課程の研究指導の時間を取りますとのご連絡が、K教授から御座いました。
謹んで、参加させて頂きますと返信致しました。これから、毎回、K教授の言葉のマジックを拝聴できますのは、幸運ですわ!!!

それでは、1年間、K教授とゼミ生の仲間たちと共に学習して参ります。
研究成果を出せるように、頑張らねばなりません。
頑張れるかしら〜。とても、緊張致します…。

只今、ブログを閲覧してくださっている”貴方さま”見守ってくださいませ。

そして、Bizcom M2先輩のみなさま、これからも、ご活躍を祈っております。
ウィリアムさま、引継ぎ遅くなりましたがブログ担当宜しくお願い致します。

それでは、失礼申し上げます。

                   1月17日  自宅にて 山浦 緑







 

”RIKkYO Style" 〜お正月に考えたこと〜

  • 2009/01/18(日) 13:48:28

会社経営をしていた場合、10年後の自分はどうなっているのか、お正月に考えてみました。

会社は、10年後に潰れていなければ、収益が良くなったり、悪くなったりの波は有りますが、1回か2回は、景気の動向や社会のニーズ、そして自分たちの行った経営戦略の成功により、会社の価値が高まることが有るはずです。
その時、私は、会社を売却致します.
長期に渡り、経営を読けることは好みません。
短い間に、120%の力を出して運営をすることが私の考えです。
なぜならば、会社経営とは、自分の会社を良くする為には、ライバル各社を潰しにかかる、それは、ある意味道徳的に言えば良くない行為かもしれません。
すなわち、仏教、儒教、キリスト教での相手を敬うという心を捨てることかもしれません。
歴史的にもみても、ヨーロッパに於いては、ロスチャイルド一家をはじめとし、最も卑しい仕事とされています…(ベニスの商人という小説にもなりました)。
日本に於いては、江戸時代の士農工商という身分制度をみても分るように、汗水流して、物を作るという行為が、尊うまれ、商業が、最も低い仕事として位置づけられておりました。
〜私が、物作りの農家であれば、一生、仕事を読けていたでしょう〜!
アメリカに於いても、事業で成功して財閥となったカーネギ、ロックフェラーなどが財団を作りアメリカの文化発展に寄与し、自分たちが得たキャッシューフローを社会に還元することにより、心のやすらぎを得ようとしています。
現在に於いては、マイクロソフト社のビルゲイツは、一線を退き、アフリカの貧困を防ごうと、基金運営、慈善活動に専念しているのも明らかです。
私が、会社を売却しても利益はさほどでは有りませんが、身の丈にあった社会活動をしていきたいなぁ〜と思っております。

       1月16日 石庭となりのガラス張りの仕事部屋にて 山浦 緑